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鈴茂器工株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:鈴木美奈子、以下 鈴茂器工)は、2024年6月4日(火)から6月7日(金)の4日間に渡って東京ビッグサイトで開催された世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2024」に出展いたしました。
FOOMA JAPAN 2024では、989社の出展企業が参加し、 来場者は113,777人(うち海外5,541名)と大盛況でした。
海外からの来場者は前年より2,000人近く増加し、日本の食品製造技術やサービスへの注目の高まりがうかがえました。鈴茂器工は、東京ビッグサイト 東2ホール(ブース:2M 36)にて出展しました。
今回の事後レポートでは、「FOOMA JAPAN 2024」展示会の会期中の様子と、本展示会で本格披露となった2024年7月末の新製品コンパクトシャリ玉ロボットS-Cube(エスキューブ)について、来場されたお客様の反響を交えてご報告いたします。
今後も鈴茂器工は、展示会出展をお客様と直接コミュニケーションができる貴重な機会と捉えて、鈴茂器工が掲げる『食の「おいしい」や「温かい」を世界の人々へ』というビジョンのもと、食の分野における様々な社会課題の解決を目指すとともに、新たな事業や製品・サービスを創出し、「事業者」や「消費者」の皆さまへ食を通じた新しい価値の創出を目指し取り組んでまいります。
【展示概要 】食品工場のラインで活躍する米飯加工の大型機や海外の店舗・厨房で活躍する小型機を中心に多数展示・常時製品デモを実施
【大型機ゾーン】いなり寿司ロボット+いなり揚げ供給機は、人の手で作ると圧倒的に手間がかかると実感されているお客様も多く、いなり揚げ供給機を使用することで通常3人分の工程を1人で対応できる点などが高く評価されておりました。連続海苔巻き成形機は、お米(シャリ)が出てから、海苔巻きになる一連の過程を見ることができるということで多くのデモ観客を集めておりました。近年、韓国料理のキンパブームもあり、アジア系の企業を中心に興味を持たれておりました。中でも、おむすび成形包装ラインは、大型機ラインながらコンパクトサイズで包装までを一連でできる省スペース性の利点や、タッチパネル操作が10か国語対応している点などから、ひと際海外からのお客様の注目を集めておりました。その背景には、海外でのおむすび・おにぎりブームもあり、特にアジア圏は日本式のコンビニエンスストア化が進んでいる為、製造工場でのおむすびの大量生産の需要が拡大しているとのことでした。
【店舗・厨房向けの小型機ゾーン】単なる製品展示にとどまらず、機械を活用した寿司・おむすびの商品提案に取り組みました。実際に、機械を使ってデモするシーンを見ていただくことで、簡単にできるという理解と、お米を扱う機械の動きの面白さからも「アメージング!」という感想もいただきました。また、ご飯盛り付けロボットFuwarica(ふわりか)に関しては、空港ラウンジやホテル等で実際に見たり、触ったりしてことがある方が増えており、実際にブースでも「見たことあるよ」というコメントをいただくことも多かったです。
今回の展示会を通じたお客様とのコミュニケーションを日々の事業活動の中にも活かしてまいります。
◆2024年7月末の新製品コンパクトシャリ玉ロボット『S-Cube(エスキューブ)』
FOOMA JAPAN 2024で本格お披露目となったコンパクトシャリ玉ロボット『S-Cube(エスキューブ)』を見た多くのお客様は、そのコンパクトさに驚かれていました。様々な調理器具や食材が置かれるキッチン・厨房の中での使用を想定され、「使う時、使わない時の出し入れが容易」、「持ち運びができるコンパクトさが良い」という点を評価いただきました。さらに、コンパクト設計ながらも、鈴茂器工が長年培ってきた、“口の中でほどけるシャリ玉”のクオリティ維持もしっかり担保し、ボタン1つで、最少12gから最大20gまでスピーディーにシャリ玉の大きさを調整できる点も評価いただきました。カウンターにも映えるスタイリッシュなデザインやコンパクトさから、「こんな場所で活用できないか?」など、これから寿司ビジネスを展開していきたい事業者様からの反応を多くいただき、日本食・寿司の消費シーンの拡大に期待が持たれました。FOOMA JAPAN 2024 展示会場での『S-Cube(エスキューブ)』の様子 国内外の多くの来場者様に体験いただきました。