Message from the Presidentトップメッセージ

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当社は1955年の創業以来、独自の食品機械の研究開発を進めてまいりました。その技術は最中あん充填機の製菓機械製造を開始したことに始まります。 

その後の1970年代に国の政策として、お米の生産量と価格のコントロールを目的とした減反政策が行われました。当時創業者は、日本の主食である米の消費を増やす事を真剣に考えた上で新たな開発を試み、5年の歳月をかけて1981年に世界初となる寿司ロボットの開発をいたしました。 
当時は、「高嶺の花」であり「晴れの日」でなければ食すことのできなかった寿司を、日常的な食文化として定着させ、「いつでも、どこでも、誰でも、安く、美味しく寿司」を食べる事が出来る、寿司の大衆化を実現いたしました。 
寿司ロボットの誕生と共に、当社は米飯にかかわる食品加工機械の開発・製造へと大きく業態を転換してまいりました。 

当社は、寿司の大衆化を実現したリーディングカンパニーであり、食文化に対する社会的貢献度の高い企業だと自負しております。 

その後も、時代とともに多様化する消費者や外食産業のニーズに対応した製品開発に努め、定量にふんわりとご飯を盛り付ける「Fuwarica」など、常に時代の求める製品をお客様に提供してまいりました。 

近年、わたくしどもを取巻く環境は大きく変化しております。
その中でも、回転寿司業界・フードビジネス業界・惣菜業界などのニーズに合わせた機械化、省力化等の要望に即応できる企業であり続けたいと考えております。 

海外諸国に於きましても、新型コロナウイルス感染症により、より健康志向および日本食の高まりが生じ、米飯が見直されその需要は年々高まってきております。 
このような状況の中、欧米市場に対しましては、各地域の基準をクリアした製品のラインアップの強化・充実を図り、世界各国の地域に密着した販売活動を積極的に展開しております。

鈴茂器工は、グループ一丸となって収益拡大を図り、成長路線を確実にしていく計画で進んでおります。今後とも、価値創造型企業としてお客様の視点に立った省力化機械の開発と、業容の拡大にスピード感をもって邁進していく所存でございます。より一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 

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